学生起業家のshunです。
3億円マーケターに学んだ起業の極意を公開していきます。
最大1,500人が詰めかけた起業セミナーのエッセンスを吸収して、
あなたも起業の準備をしていきましょう!
ビジネスにはタイミングが重要だというのを聞いたことあるのではないでしょうか。
ビジネスにあまり詳しくない人が聞いてもなんのことかわからないと思います。
僕も最初聞いたときは意味がよくわかりませんでした。
タイミングって何?
早ければ早い方がいいんじゃないの?
起業のきの字も知らなかった僕はこの言葉を頭の片隅に追いやっていました。
そんな僕でしたが加藤さんの元で起業の勉強をしていくとこの意味がだんだん分かってきたんです。
なるほどタイミングってすごく重要なんだなあと実感しました。
おおげさに言うと、
今電球を作っても売れないということです。
いくらマーケティングのプロが頑張ったところで電球はもう売れません。
どんどんLEDに代わっていってますからね。
他にはiPhoneなんかもそうですね。
iPhoneはめちゃめちゃ革命的なデバイスですが、
初代iPhoneの販売台数はわずか370万台にとどまっている一方で、
iPhone5sはおよそ1億5000万台売れています。
世の中にもたらしたインパクトが大きいのは明らかに初代iPhoneです。
携帯電話の歴史を変えてしまいましたからね。
なのに販売台数を見るとほとんど売れていません。
これがまさにタイミングですね。
今でこそスマホは一般的になりましたが、
初代iPhoneが発売された当初はガラケーの時代でした。
時代はガラケーだけどiPhoneはそのひとつ先の時代のもの。
時代にマッチしていなかったのでそこまで売れませんでした。
しかし時代が進んでスマホが一般的になるにつれてiPhoneの販売台数も伸びていきました。
時代が追いついてきたんですね。
また、今初代iPhoneを売ったって全く売れませんよね、完全に時代遅れです。
タイミングの重要性がわかっていただけたでしょうか。
どんなにいい商品でも時代にあっていなかったら売れないんですね。
ということは時代を読むことができないと起業してもうまくいくわけがありません。
それも移り変わりの早いこの時代にタイミングを間違えることは命取りになります。
先取りしすぎても売れないし少し遅くても売れませんからね。
今回の記事でぜひその時代を読む力を身につけてください。
それではいってみましょう!

今日は新しい事業を考えるうえでとても重要になってくる商品ライフサイクルという概念を説明したいと思います。
その商品ライフサイクルというのはこちら。
これは商品ライフサイクルの名の通り商品の寿命を表した図になります。
商品が誕生した瞬間を原点とし、
ピークを迎え衰退していくまでの市場の大きさを示しています。
横軸が時間で縦軸が市場規模。
時間がたつにつれて市場が盛り上がりを見せ、
その後衰退していきます。
これはほとんどの商品にあてはまるので、
新しいビジネスを考えるうえで欠かせない視点です。
そしてこのライフサイクルは4分割されていて、
それぞれに呼び名がついています。
導入期
初めて商品が誕生してから流行し出すまでの期間。
人々に認知されていないので需要が小さく、
市場開拓に莫大な投資が必要になる時期。
成長期
流行しだしてからピークを迎えるまでの期間。
人々に認知され出して、
需要が供給を上回るので、
作れば売れるという最も輝いている時期。
成熟期
ピークを迎えてから衰退していく期間。
TV等のメディアで取り上げらるのが目印。
成功法則はこの期間に確立されることが多い。
日本のほとんどの産業はここか衰退期に属している。
衰退期
ただ衰えていく期間。
ここで戦っても利益は残らない。
撤退するのが唯一の選択肢。
そして最も大事なのが、
これらの4つの期間の長さは全て等しいということです。
2000年に誕生し2005年に成長期に入ったのであれば、
ピークは2010年に迎え、
その後少しずつ衰退していって市場から姿を消します。
ただひとつ例外があります。
ピークをうってから急速に衰退する場合があるので注意が必要です。
それは市場のNo1プレーヤーが代替技術を導入したときです。
その場合既存の技術は急速に廃れていってしまいます。
たとえばネット回線があげられますね。
それまではISDNが浸透していたのですが、
業界のNo1プレーヤーNTTがブロードバンドを導入したために、
ISDNは急速に廃れていきました。
日本のほとんどの産業が成熟期以降ということは、、
あとは衰退していく一方なのかというと、
そうでもありません。
もしそうだとしたらみんな日本から逃げ出しますよね。
日本経済終了です。
そこで登場するのがイノベーションです。
最近ではテレビでもよく聞くようになりましたね。
イノベーションが起こればそこからまた新たなライフサイクルが生まれてきます。
こういうことですね。
こうしてイノベーションを繰り返すことで市場が育っていくと。
イノベーションを起こすことができなければ、
あとは衰退していくしかありません。
iPhoneを例に見てみましょう。
初代iPhoneが登場したのは2007年です。
アップルはそこから毎年新機種を市場に投入しています。
それぞれの機種が発売されたのが以下の日にち。
初代 / 2007年6月29日
3S / 2008年7月11日
3GS / 2009年6月26日
4 / 2010年6月24日
4S / 2011年10月14日
5 / 2012年9月21日
5S/5C / 2013年9月20日
6/6 Plus / 2014年9月19日
(出典:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20120604/400261/)
売上台数のデータは4Sまでしかないのですが、
新しいiPhoneが発売されるたびに一つのライフサイクルが描かれているのがわかると思います。
ひとつひとつの小さなライフサイクルが重なって、
全体で見るとひとつの大きなライフサイクルが形成されていますね。
iPhoneの寿命はおよそ1年ですね。
だから毎年新機種が発売されるのでしょう。
そうしてアップルは売上を毎年伸ばしています。
商品ライフサイクルぜひ覚えてくださいね。
それでは、この辺で!
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