なぜ主人公のいないマンガは存在しないのか?マンガから学ぶ成功するビジネスの特徴

本を読む犬

 

 

僕はマンガが好きで暇さえあれば読むのですが、
そこからビジネスに通じる考えが学べたりします。

 

例えば、
マンガには必ず主人公が存在します。
男だったり女だったり、
過去に秘密を抱えていたりいろいろです。

 

当たり前のように存在する主人公ですが、
主人公の存在理由って何かわかりますか?

 

物語として成立させるために必須であることは間違いありませんが、
一番の理由は主人公がいないとおもしろくないからです。
そんなマンガなんて誰も読んでくれません。

これは歴史を考えればよくわかります。
NHKの大河ドラマって、
実在した人物を描くので人気にも火がつきやすく、
よく話題になっています。

その一方で歴史の授業ってつまらないですよね。
同じ歴史を扱っているのに眠い眠い。
全くおもしろくありません。

 

この大河ドラマと授業のおもしろさの違いが、
主人公がいるかどうかの違いです。

主人公がいると視聴者は感情移入できます。
ただドラマを見ているのではなく、
主人公を通して世界を覗いているのです。

大河ドラマだと主人公の奥さんが死ぬと悲しいのに、
歴史の授業だと死はつきものです。
主人公の存在ひとつでおもしろさが100倍違います。

 

ワンピースもルフィたちは海賊で世間から見れば悪ですが、
ルフィ視点で物語を見ている読者から見れば悪は海軍です。

主人公の存在ってそれだけ強力で、
主人公ひとつでマンガの人気が決まると言っても過言ではないでしょう。

実際にジョジョの作者の荒木飛呂彦も自身の著書で、
読んでもらいないマンガはキャラクターに問題のあることが多いと言ってます。

 

読者はその世界に価値を感じるのではなくて、
主人公から見た世界に価値を感じお金を払います。

いわば主人公は世界と読者をつなぐ感情の媒体なわけです。

 

これはビジネスも同じで
ただ魅力的な商品があるだけでは売れません。
その商品を買うとどんな世界を実現できるかを、
お客が実感して始めて売れます。

 

例えばライザップ。
イマイチなBGMでイマイチな体の有名人が現れたと思ったら、
次の瞬間、イケてるBGMでイケてる有名人が写っています。

この有名人がまさに主人公の役割を果たしています。
誰もが知ってる人を起用したのも効果的ですね。
知ってる人のだらしのない体、
いわば恥ずかしい姿に興味をひかれた瞬間、
大変身して魅力的になる。

この最初の興味のひきつけが強ければ強いほど、
つまり感情がテレビに向けられれば向けられるほど、
感情の起伏は大きくなり、
CMも強く印象に残ります。

ライザップの提供する世界の魅力を、
CMが100%伝えきることで爆発的に売れました。

これが、
きついトレーニング風景だったらどうでしょう?
誰もやりたいと思いませんよね。

 

失敗するビジネスは、
そもそも世界を作ってないか、
その世界の魅力を伝えてないかのどちらかです。

世界を作ってないというのは商品そのものをアピールしてしまっている状態です。
まさにライザップのトレーニング風景です。
ある意味地獄の世界を作ってますが。
魅力的でないと意味ありません。

 

マンガはひとつの世界を表現したものだから、
それを魅力的に伝える主人公がいれば売れます。

ただ、読まれないと話にならないので、
読まれるための工夫も必要ですが。

最近だと、
弱虫ペダルや東京タラレバ娘はすごく工夫されてますね。

 

そしてお客に魅力を感じてもらうには、
脳内で先に経験してもらう必要があります。

ライザップで言うと、
まさに変身する瞬間です。

たとえ他人であっても、
脳はまるで自分のことのように嬉しくなります。

マンガや映画で感動するのも同じ原理ですね。

 

世界を伝える手段は絵や写真だけではありません。
文章でも十分可能です。

何も小説が書ける必要はなくて、
こんなブログ記事で十分です。
考えていることを文章で伝えられれば大丈夫。
何度でも書き直せるので失敗をなかったことにできるのも、
ブログならではの魅力です。

 

もしビジネスを始めようと考えているのであれば、
まずはブログで情報発信することから始めてみてください。

 

魅力的な世界を提案できれば、
それだけでも十分に稼ぐことができますよ。

 

 

それでは、この辺で!

 

 

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