フリーランスのカメラマンに業界の裏話を暴露してもらった

シュン
こんにちは、就職せずにブログを書いて好き勝手に生きているシュンです

何事も第一印象が大事。

ブログでは顔が見えない分、プロフィール写真で読者の反応が大きく変わってきます。

今はこういうキャラクターをプロフィール写真にしています。

これでも全然かまわないんですけども、せっかく顔出しもしていることですので、ブログにぴったり合うプロフィール写真を撮ってもらってきました!

 

お願いしたのは、カメラ歴4年でフリーランスとして撮影しているはじめんちーさん(@menty_chan)です。

きっと読者のみなさんは、はじめんちーさんのようにフリーランスで好きなことを仕事にしていくのが夢だと思うので、

どうやってフリーランスになったか、どのように仕事をとっているのかなど、気になることをインタビューしてきました!

何かヒントになれば幸いです。

 

写真撮影に絶望的に向いていない男

撮影モデルというと、ランウェイを歩いたり、雑誌の表紙をかざるような表舞台にあがる人をイメージします。

 

しかし、僕は目立つのが大の苦手です。

大学生のころ、何かの手違いでミスコンの司会に抜擢されたときは、

緊張で進行をすっ飛ばしまくり、主役よりも目立ってしまったという苦い思い出があります。笑

台本を作った企画部の視線が痛かったなあ。涙

 

そんな人間なものですから、プロに撮ってもらうなんてもちろん初めての経験。

前日はどの服を着ていこうかと、小1時間なやみました。笑

 

そして、一番致命的なのが、

僕のTwitterをフォローしている人はわかると思うんですけど、

笑顔が超絶下手なんですよね。笑

下手というより、できない・・・

この真顔の数々よ。

 

びっくりされるかもしれませんが、これでも笑っているつもりなんですよ!笑

どうみてもカメラをにらんでいるようにしか見えませんね。

8割の神経はスマホを持つ右手に注がれています。

背景をいい感じに収めるのに必死。

インスタ女子の自撮りスキル半端ないわ。

 

カメラを向けられてガチガチに固まる

とりあえず撮りましょうかと、イスに誘導される僕。

 

カメラを向けられて、案の定固まる。

どうやって笑えばいいの?

そもそもこれは笑ったほうがいいのか?

視線はカメラ目線が正解?

手は膝の上?

鼻毛出てない?

 

ひとりで脳内パニックをおこしていると、それを察したのか、はじめんちーさんがいろいろ話を振ってくれました。

好きなマンガの話なんかしながらも、パシャパシャとシャッターを切っていく。

 

マンガの趣味も似ていて、それめっちゃわかりますわ!なんて言ってると、徐々に緊張もほぐれていきました。

 

それでも油断をすると、ポーカーフェイスになってしまい、そのたびにスマイルくださいと冗談めかして笑わせてくれました。

おもしろかったら普通に笑えるのに、無理やり笑うのってなんでこんなに難しいんですかね?

 

撮影されていて思ったのは、カメラマンってカメラの技術だけじゃなくて、モデルをリラックスさせる技術も大事だということ。

 

実はカメラが嫌いだった!?

そんな、はじめんちーさんなんですけど、最初はカメラが嫌いだったそうです。

父親がカメラマンで、仲が悪かったらしく、それが原因でカメラも興味がなかったんだそう。

 

でも、テレビでイギリス人の青年が日本の田舎の写真を撮っているのを見て、楽しそうとやってみたらドハマリ。

趣味で始めたはずが、気づいたらフリーランスで仕事を依頼されるまでになっていたそうです。

嫌いだったもので稼ぐようになるって、人生わからないものですね。

 

普段はこういうアーティスト写真を撮影されているんだそう。

美的センス皆無の僕にもわかる。

うまい。

CDジャケットとか、雑誌のインタビュー記事の背景に使われてそうな写真。

 

今回は、六本木で撮影していただいたんですけど、カメラは地方のほうが向いているんですって。

できるだけ人が写りこまない場所がいいらしく、東京は人が多すぎてタイミングが難しいんですよね。

今回の撮影も、人がいなくなるのを待つ時間が結構ありました。笑

 

他にも、廃墟がいい撮影スポットらしい。

東京はお金があるので、廃墟のまま放置されずに、すぐに取り壊されてしまう。

でも、地方は建設途中のまま放置されている廃墟が多いのだそう。

そういう意味でも地方が撮影にうってつけ。

 

こういう裏話というか、業界ならではの話を聞くの好きなんですよね。

おもしろくないですか?

 

他にも、職業病とかを目撃するとニヤニヤしちゃいます。笑

撮影の移動中に、スポーツカーしか入れないんじゃないかというぐらい入り口の低い、ぼろいビルの薄暗い駐車場を指さして、こういうところがいい写真撮れるんですよと言われたときは、ニヤニヤが止まりませんでした。

 

何でもない場所が名撮影スポットに早変わり

ふだん撮られているアーティスティックな写真と違って、今回のようなプロフィール写真は数撮ることが大事だそうで、

1か所で20枚ほど撮ると、さっさと次の撮影場所へと移動します。

 

感動したのが、街のどこでも撮影場所になってしまうということ。

なんでもない坂道や、階段が撮影スポットへと早変わり。

 

道端の柵に腰かけるだけで、このオシャレ写真。

 

ただの道のはずなのにいい写真。

 

気に入ってるのがこのエスカレーター。

 

圧巻だったのがこの写真。

これ、エフェクトも何もかけてないんですよ!

撮った写真そのまんま。

 

どこで撮ってると思います?

じつは、自動ドアのガラス越しに撮ってるんです。

鼻息でガラスが曇ってしまうんじゃないかというぐらい、ドアに接近して撮ってます。笑

素人からみたらただの日常の風景なのに、おしゃれな写真に生まれ変わらせてしまう。

 

僕なんか、本気でおしゃれな写真を撮りに行ってこれですよ。

ピノファンタジアという、オリジナルのオシャレピノを作れるイベント。

 

ヤモ助

へたくそにもほどがあるだろっ!

奥のオレンジ、う〇このせてるみたいじゃねえか!

シュン

う、うるせえ!

大事なのは味だから!

食べれば全部同じだから!

何がインスタ映えだよ!あーしょーもな

 

ちなみにイメージしてたのがコレ。

説明のとおり作れば、いいね50は固い出来になるはずが、森永のおぜん立てをいっさい活かせない男。

洋服とかもそうですけど、美的センスに優れている人は本当に尊敬します。

 

意外と人目は気にならなかった

街中で撮っているもんだから、振り返りざまの視線がすごいんですね。

一体どんなヤツが写真撮ってるんやといわんばかりに、通行人の視線がガンガン突き刺さります。

10人通り過ぎたら8人は振り返ります。

ミスコンの苦い思い出がフラッシュバックしそうになります。

 

でも、僕の視線はカメラにくぎ付けなので、

はっきりとは見えず、あたしンちのモブキャラがなんかこっち見てるなという程度。

 

だから、あまり恥ずかしくはなかったですね。

むしろ、モデルやってますけど何か?というドヤ感のほうが強かった。笑

通行人に無差別にドヤりたい人は、ぜひ写真撮影してもらいましょう!

 

カメラ業界は意外と横のつながりが大事

カメラ歴たった4年でフリーランスとして活躍されているはじめんちーさんに、どうやったらお仕事が入ってくるのか聞いてみたところ、

意外と同業者から直接依頼されることが多いとのこと。

人気のカメラマンはスケジュールがすぐにいっぱいになるらしく、あふれた依頼を振ってくれるそうです。

 

だから、お酒は苦手だけど、カメラマンの飲み会には積極的に参加しているんだとか。

 

僕なんかは、ブログで好き勝手に発信していれば、一般の人が興味を持ってくれますけど、

一般人でプロに撮ってほしいなんて人なかなかいないですもんね。

業界内で仕事がまわっている状態だと、無理をしてでもそこに入り込まないといけない。

 

ブログもそうですけど、どこにお客がいるかというのは常に考えていたいですね。

同業者だとしても、仕事をくれるので、ある意味お客です。

お客がどこにいるかを見極めて、積極的に近づいていく。

泥臭いですけど、これが大事なんですよね。

 

他にも、空いている時間は展示会用の作品を撮っているそうです。

8/17.18.19とまさに今週末、はじめんちーさんの作品が出展される闇の王展が開催されるそうなので、アーティスティックなセンスに痺れたいという方は足を運んでみてください^^

 

人間らしい笑顔を手に入れる

笑顔が絶望的だった僕も、2時間も撮影をしていたら、少しずつ慣れてきまして、

自然とニッコリ笑うことができるようになってきました。

コツは、自然に笑えたときの顔の筋肉を全力で維持することですね。

ほおの筋肉がぴくついてきますが、ベストなスマイルができているんだと言い聞かせて、ぐっと我慢する。

最後に、習得した笑顔で記念撮影。

ヤモ助
はじめんちーさんのほうがいい笑顔じゃねえか!

笑顔マスターへの道のりは長い。

 

~ fin ~

「好き」で生きれる世界を創る

「好き」って最高ですよね。

人を好きになることもそうですけど、
僕は特に、好きなことに没頭している人を眺めるのが好きな変態です。笑

好きなことをしてる人はキラキラして見えるし、つい応援したくなりますし、僕もつられてニヤニヤして幸せな気持ちになります。

「好き」が偏ってれば偏ってるほど興奮する偏愛マニアです。笑

ブログを通して、いろんな人が持ってる偏愛を広めるとともに、普通の人が好きなことをして生きる方法を発信しています。

労働で染まった寝起きが憂鬱な人生に、少しでも「好き」の幸せを。

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