
こんにちは、学生起業家のshunです。
価格戦略という言葉があるぐらい商品の価格設定は戦略上とても重要な要素です。
価格設定で勝負が決まると言っても過言ではありません。
今日はその個人がとるべき価格戦略ということをお話ししたいと思います。
ビジネスをする上で販売は避けては通れない道ですよね。
なにも売らずにお金を集めるのはただの寄付です。
何か商品があってそれを売るのがビジネスです。
商品を売るときには値段を決めなければいけません。
値段がついていない商品を買うことはできません。
そして、この値段を決めるとき多くの人はミスを犯してしまうんですよね。
それはなにか。
あやまった尺度から値段を付けてしまうんです。
どういうことかと言うと、深く考えずに原価や人件費といったコストをもとに値段をつけてしまいます。
それも利益のでるギリギリのラインでです。
たくさん売ることしか考えてませんね。
利益を最大にしようという考えがありません。
これはやってはいけません。
原価がいくらだからこのぐらいだったら売れるだろう。
1時間だと人件費がこれぐらいだからこの価格にしよう。
本当に安易です。
のどが渇いたからといって海水を飲むぐらい安易です。
またのどが渇くのは目に見えています。
コストからギリギリ利益の出るラインを見極めて価格設定をする。
これが通用するのは大量に売ることができる大手だけです。
大手と同じように価格を決めていたら、価格競争に巻き込まれるのは目に見えています。
そして一度巻き込まれると抜け出すことは容易ではありません。
一度海水を飲んでしまうと飲み続ける運命が待っているのです。
そもそもビジネスとは価値を提供することですよね。
価値提供の手段がモノであったりサービスであったりするだけです。
提供する価値ではなく、コストを基準に価格を決めるのはそもそも間違いなんです。
コストはあくまでコストでしかありません。
お客さんからしたら知ったこっちゃないんです。
お客さんが知りたいのはその商品がもたらす価値なんです。
その商品を買えばどのようないいことがあるのか。
どんな世界を体験できるのか。
原価がゼロ円の石ころであってもお客さんが100万円の価値を感じれば100万円で売れます。
これを1万円で売れたと喜んでたらダメです。
1万円の得ではなくて99万円の損失なんですよね。
99万円の損失です。
そう考えたら価格を決めるのは嫌でも慎重になりますよね。
あくまでも価値にフォーカスしないといけません。
価値を数字で表すのは容易ではありません。
それをカンタンだからといってコストを考えてたらダメです。
コストはおまけです。
何度も言いますが
コストを抑え、いかに安く売るかというのは大手の戦略です。
個人が価格競争を挑んでも勝てません。
大手は大量に売れるから大手なんです。
大量に売ることが前提なのでコストをもとにギリギリの価格を設定しても十分利益を得ることができます。
個人とそもそも性質が違います。
個人が安売りをしてもいいことはありません。
お客さんが満足する価値を見極め、利益を最大にすることに全力を注ぎましょう。
それでは、この辺で!
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