
僕は今でこそ、ブログでどうやって稼げばいいか他人に教えることが増えてきたんですけど、
稼げなかった頃は、こうあるべきという思い込みでブログをやってたなと思います。
そのひとつはコレ。
ライバルブログに勝たないと稼げない。
これは一番大きな勘違いだったなと思います。
ぶっちゃけ、ブログで稼ぐのにライバルに勝つ必要はいっさいありません。

見るべきはライバルブログではなくて読者
誰のためにブログを書くかというと、当然ですが、読者のためです。
ライバルに勝たないといけないと思っていた僕は読者をちゃんと見れていませんでした。
ライバルブログのいいところを見つけては、そのまま自分のブログに持ってきたり、
悪いところを見つけては、ひとりで勝った気になったり、
勝っていると思っていたブログが実はめちゃくちゃ稼いでいて、無意味な敗北感を味わったり・・
読者からしたら全部どうでもいいことです。
もちろん、いいものは盗みましょう。
でも、そのまま盗むのではなくて、読者のことを考えて、自分のブログに合ったアレンジを加えて初めてアイデアとして活かすことができます。
読者は敏感です。
ライバルのことばかり考えていると、その空気を敏感に察知して離れてしまいます。
このブログはあんまり役に立たないなと、すぐに閉じられてしまいます。
読者が興味を持つのは、ライバルよりも優れたブログではなくて、自分の悩みを解決してくれるブログです。
アクセスが増えないとか、収入が増えないという悩みを解決してくれるブログ。
収入を増やすためには、記事を書かないといけないけど、やる気が起きなくて記事が書けない。
どうやったら、楽に記事を書くことができるだろうか。
そこで、苦労せずに記事を書く方法をバシッと提示すれば、このブログ役に立つ!とあなたのブログを好きになってくれます。
もっといい方法がほかのブログで紹介されていようと、あなたのその記事が役に立ったことには何の影響も与えません。ライバルに勝つ必要はないんです。
ライバルブログの研究も必要ですが、それと同じかそれ以上に、読者がどんなことで悩んでいるかのリサーチを欠かさないようにしましょう。
ライバルブログに勝たなくてもファンになってくれる
僕がライバルに勝たなきゃいけないと取りつかれていたのは、そうしないと稼げないと思っていたからです。
ライバルよりも劣っていると、読者が他のブログに流れてしまうという強迫観念みたいなものがありました。
でも、それはウソだとはっきりわかります。
なぜなら、イッテQを好きになったからといって、アメトーークを見るのをやめないからです。
平日お昼に放送されているバイキングはヒルナンデスに勝たないといけません。
でも、ブログはいつでも好きな時に読めるので、そもそも明確なライバルが存在しません。
おもしろいものはおもしろいから見る。
見なくなるのは、ほかに面白い番組を見つけたからではなくて、その番組がつまらなくなるから。
読者にとって役に立つ情報を発信してさえいれば、ライバルに勝つ必要はこれっぽっちもありません。
ライバルに勝たなきゃいけないという思いは、ファン離れの強迫観念につながり、
こんなことを言ったら読者に嫌われるんじゃないかという不安の原因になります。
嫌われないかという不安は、記事ひとつ書くのにも、ネタの厳選に余分なエネルギーを費やさせ、
最後は、記事を書くのがおっくうになり、挫折にもつながります。
無意味なオリジナリティ
ブログで稼ぐ一番の方法は、成功しているブログをそっくりそのままマネることです。
稼げている要因をそのまま、自分のブログに落とし込むことができれば稼げないわけがない。
でも、ライバルに勝たないといけないと思っていると、素直に模倣できず変にオリジナリティを出してしまいます。マネで同点はできても、勝てませんからね。
僕も以前、ブログの収益がガクッとさがったことがありました。
それは、もろにオリジナリティに走ったのが原因でした。
それまで忠実に成功するブログを模倣してきたのに、同じじゃダメだという思い込みで、ガラッと中身を変えてしまった。
いい部分だけを残して、オリジナルのブログにするのは問題ないのですが、何がいいのかもわかってないものだから、変えたらダメなところまで入れ替えてしまった。
本当の意味で稼げていたのではなく、たまたま稼げてただけということに気づかされました。

変にオリジナリティを出すと僕みたいに失敗する・・
ライバルに勝つ必要はないけど・・・
ライバルに勝たなくていいとは言いましたが、差別化は必要です。
それは、覚えられるため。
差別化といっても、必ずしもジャンルをニッチにするとかそういうことではありません。そもそもライバルがいないということは、需要がない可能性が高いので稼げないリスクが高まります。
あくまでも覚えてもらうための差別化。ようは、インパクトを与えて読者の記憶に残ればいいんです。
漫才師もよく言ってますよね。名前だけでも覚えて帰ってくださいと。
そのために、少ないお金で高い衣装を買ったり、変なメイクをしたり、あえて方言を使ってインパクトを高めています。
本当は見た目なんかではなくて、笑いの中身を純粋に評価してほしいはずです。
少しでも早く売れて、テレビで人気者になって、たくさんの人を笑わせたいはずです。
名前だけなんて言わずに、次回のライブのチケットを今すぐ買ってくれと思っているはずです。
でも、そうは言わないし、言ったところでファンになる人はいません。
ブログも漫才も一発でファンになってもらうことは難しいです。
でも、覚えてさえもらえれば、繰り返し見てもらえる可能性が高くなります。
ライブが終わって家に帰ってから、YouTubeで検索してくれるかもしれないし、番組表で名前を見かけたらチャンネルを合わせてくれるかもしれない。
覚えられなければ、二度目の可能性はゼロ。
テレビなら、たまたま見かける可能性もありますが、ブログなら文字通り0%です。
だから、覚えやすいブログタイトルにしたり、プロフィールを工夫したり、少しでも覚えてもらう仕掛けが必要になってきます。
少しでも読者の記憶にひっかかるように。
キャラクターを作ってみるのもいいですね。



人間の記憶力なんて貧弱です。
昨日、新しく学んだことを思い出せと言われて思い出せる人は少数です。

受験に直結する英単語すら、単語帳がボロボロになるまで繰り返し脳に刷り込まないと覚えられないのだから、なんとなく読んだブログを覚えてもらおうと思ったら相当大変。
読者を無視してライバルに勝つことばかり考えていたら、誰からも覚えてもらえない自己満足ブログができあがります。
まとめ


差別化をして、読者の記憶に残ることができたら、あとはひたすら記事で価値を提供し続ける。
変にライバルを意識するのではなくて、参考程度にとどめておくといいでしょう。
それでは、この辺で!
おもしろい!へぇ~!役に立つ!
ライバルは無視っ!と思ったらポチっとお願いします!!
ブログランキングから来ました。
よーくわかりました。
私が勉強している先生も「儲けようと思ったらだめです。」と言ってます。
読む人のことを常に考えて、オリジナリティを出すという事ですね。
勉強になりました。
マミーさん、コメントありがとうございます。
「儲けようと思ったらだめ」
本当にその通りだと思います。
常に読者のことを考え続けるのが、遠回りに見えて実は最短ルートなんですよね。