
僕は就職せずに起業したわけですが、社会人は偉い、大人だという世間の風潮に違和感を感じます。
社会人になったら学生気分じゃダメだとか、
社会人には学生にない責任が生じるとか、
社会人と学生を必要以上に区別したがる人っていますよね。
僕が面接で社会人と学生の違いを聞かれたら、同じだと答えます。
強いて言うなら生活の中心が勉強から仕事に変わるぐらい。
責任や義務が増すとかちょっと意味がわかりません。
これね。
「社会人は学生と違って報酬をもらってる分、責任が生じる。」
アルバイトも報酬はもらってます。
社会人と学生の違いというよりも、ただの仕事の説明ですよね。
「仕事は報酬にともなう責任が生じる。」
こっちのほうがしっくりきます。
稼いでいる金額は違うかもしれませんが、時給に換算すると倍もいけばいいほうです。
もらう金額が大きいのは責任が増すというより、単純に働いている時間の問題。
この「責任」を盾に何をしてもオッケーというのがブラック企業の始まりです。
報酬をもらっている自覚とかね。笑
いい具合に社畜脳に洗脳されてしまってます。
そんなの当たり前の話で、口に出して言うようなことではありません。
ましてや他人に強要するものじゃないです。
少なくとも僕はアルバイトをしていて「お金の責任」を果たしてない人を見たことがありません。
高校生だろうと30代のフリーターだろうと、みんなやるべきことはやってます。
こういうふわっとした反論できない論理を振りかざしてきたら要注意です。
真っ向から反論できないのをいいことに、無茶を押し通そうとしてきます。
いかにも正論かのように扱われていますが、こういう論調はだいたい強者が弱者から搾取するために、鎖につないでおくためのものです。
責任の他にも弱者を都合よく扱うための要注意ワードがあります。
- 義務
- 迷惑
- 協調性
これらに反論するのはこういうことを意味します。
「義務をはたすつもりはありません」
「迷惑をかけるつもりです」
「協調性は大事じゃないです」
こんなこと思ってもいないので、どれだけ無茶な要求でも、反論できなくなります。
「もらってる分の義務を果たせ」
「みんなに迷惑がかかるぞ」
「協調性を発揮しろ、チームワークを乱すな」
ちょっと真っ向から反論するには勇気がいりますよね。
お金をもらってるのだから、その分の責任を果たす。
これは本当にその通りだと思います。
でも、この論理が成り立っていないんじゃないかと思うことがあります。
それは大学です。
アカデミックハラスメントという言葉があります。
通称アカハラは大学などの学術機関において、教職員が生徒に長時間の研究を強いるなどの嫌がらせをすることを言います。
大学には生徒の健康を一切考えない研究スケジュールで、徹夜で研究をさせるブラック研究室なるものが存在します。
僕は楽だという評判の研究室を選んだので、そんなことは一切なかったのですが、知り合いがまさにブラック研究室で苦しんでいます。
自分のキャパをはるかに超えた課題を要求されて、精神的に相当まいってしまっています。
研究室で寝泊りしている人も珍しくないそうです。
さらに催促メールも頻繁に届くらしく、メールが届いただけでドキッとするそう。
それだけでも十分異常なのですが、自分がふたりいたらなあとか、猫になりたいとか真顔でぼやいています。
欝になってしまわないかと本気で心配です。
生徒からお金をもらっている教授は「お金の責任」を果たす必要があるはずです。
だけど現状は教授の研究成果のために学生はコキ使われているだけ。
教授はお金をもらっているのに研究員を雇ったつもりでいる。
立場上、生徒から教授に物申すことも難しい。
「お金の責任」はどこかに消えてしまったようです。
他にも講義の質の低さにビビります。
もちろん、なかにはわかりやすい先生もいるのですが、ほとんどの先生は何を言っているのか理解不能。
高校にいたら間違いなく生徒からダメ教師のレッテルが貼られています。
教授は講義を研究の隙間の作業としか思っていないんだろうなと感じます。
わかりやすく説明しようという努力が一切感じられない。
先生の評判はわかりやすさより、もっぱら単位の取りやすさでしかありません。
過去問とどれだけ同じ問題が出るか、試験のヒントをどれだけ与えてもらえるか、どの授業を取るかはこれで決まります。
これなら図書館にこもって勉強している方がマシです。
お金を払っている身として、もっと教育に力を入れろと言いたくなります。
でも、こんなことを言うと、
わからないのを人のせいにするな、
ちょっとは自分で努力しろ、
勉強させてもらってるんだから文句を言うな、
勉強できる環境があるだけありがたいと思え、
と言う人がいます。
なら、世間のブラック企業にこう言いたいです。
儲からないのを社員のせいにするな。
長時間労働に頼らず利益を出す努力をしろ。
労働力を提供してもらってるんだから文句を言うな。
最低限働きやすい環境ぐらい整えろ。
お金を払えば何をしてもいいわけじゃないぞ。

図にするとこういうことです。
学生が学力向上のために質のいい教育を要求すれば、自分で努力しろと非難されるのに、
ブラック企業が利益のために長時間労働を強いたとして、 利益を出せない経営について非難されることはない。
お金と責任の関係について両方同じことを言っているけど、前者は正論で、後者は雇われている以上、口が裂けても言えないのが現状です。
大学ではお金を払っているのに教授にコキ使われ、
就職したらお金を払っているからとコキ使われる。
はっきり言って異常です。
結局、「お金の責任」なんてのは一切関係なくて、強者が弱者から搾取するための体のいい言い訳に過ぎません。
弱者が権利を主張しようものなら切り捨てられるのがオチです。
損をするのはいつも弱者。
人間として当然の権利すら認められないなんて同情します。
一生のほとんどを強者の言いなりになって、自分のことは二の次、三の次、、、
心から趣味を楽しむことすらできません。
夢を追うなんて論外。
会社の従順な奴隷であることを求められます。
僕は、そんな人生ごめんです。
別に強者になるべきとまでは思わないけど、弱者から抜け出すべきだとは思います。
そのひとつの手段として起業はもってこいの選択です。
自らの手でお金を稼ぐことさえできれば、強者の理不尽に振り回されることはありません。
いつ仕事を始めるか、1日何時間働くか、いつ旅行に行くか、仕事とプライベートの割合はどうするか、
人生のすべてをコントロールすることができます。
たった一度きりの人生を自分らしく生きるためにも、誰かに首根っこを掴まれたままとか有り得ない。
ブラック企業に搾取されるのだけはごめんです。
その先に僕の求める人生はありません。
幸い今は誰に管理されるでもなく、わりと好きにやってます。
好きなことをしては、ブログに書いてお金を稼いでいるので、何をして遊ぶかを考えるのが仕事みたいなところがあります。笑
ストレスもほとんどありません。
ブラック企業のニュースを見るたびに起業してよかったと思います。
会社のために自分を犠牲にしなくてすみました。
24時間が全て自分の時間に使えます。
忘れかけてましたけど、普通はこれが当たり前なんですよね。
ようやく世間の洗脳が解けてきました。
強者の奴隷になるのではなく、自分の人生を全てコントロールしたい人は、ぜひこの動画をチェックしてみてください。
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それでは、この辺で!
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