世界中の路上で2万人の名前を書いた書道家が日本ではチップをもらわない理由とは?

シュン
こんにちは、就職せずにブログを書いて好き勝手に生きてるシュンです

好きなことをして生きている人といえば?

 

そう路上パフォーマーです。

 

観光地など、人の集まる場所で、聴衆を魅了する路上パフォーマー。

チップ文化のない日本で、日本人がチップを払う数少ない機会であると同時に、

いくら払ったらいいかわからず変な緊張を味わう路上パフォーマンス。

 

今回は、まさに路上パフォーマンスで好きなことをして生きている、絆名書く人(きずなしょくにん)の平田大輔さんに、突撃インタビューしてきました!

絆名という、名前の一部が繋がっている素敵な作品を書いてらっしゃいます。

めちゃくちゃ素敵ですよね!

僕は一発でファンになりました。

 

こんな素敵な作品を生み出す平田さんとは、どんな人なのか?

書道を始めたきっかけは?

普段どんな生活してるの?など

気になる疑問を聞いてきたよ。

 

書道を始めたきっかけはお金のため

シュン
ダイスケさん、初めまして。
ダイスケさん
初めまして。
シュン
世界各地で、書道をしているそうですが、普段はどんな生活をされているのか、教えていただいていいですか?
ダイスケさん
今現在は、フィリピンのセブ島に住んでいて、そこにある旅人たちの英会話スクール「CROSS ROAD」のスタッフとして働かせていただいています。

そのかたわら、趣味と、少しお仕事にもつながっているんですけど、書道で作品創りをしています。

 

シュン

英会話スクールでスタッフをされているんですね。

書道を始めたきっかけって何だったんですか?

 

ダイスケさん
最初はお金目的で、やましかったんですけど、

だんだんと好きになってはまってしまいました。

 

シュン

最初はお金のためだったんですね。

最初から書道が好きだったのだとばかり思ってました。

でも、お金のためなら、もっと他にいい手段があったのではないですか?

 

ダイスケさん
4年前ぐらいだったんですけど、奥さんと一緒に世界を旅行してたんですね。

あまり好きな言葉じゃないんですけど、貧乏旅行をしていて、お金を節約しながら旅をしていました。

その中で、オーストラリアに行ったんですけど、オーストラリアは僕たちにとっては、すごく物価が高くてですね、

宿代でも出ればいいやという気持ちで始めました。

なぜ、書道を選んだかというと、友達に路上で書道でもやればチップもらえるんじゃないと言われたからです。

 

シュン

めちゃくちゃ軽いですね。

そんな何気ない一言がきっかけだったとは。

 

最初の一枚が初めての作品

ダイスケさん
元々は僕の奥さんが、けっこう長い間書道やってたんですよ。

なので、奥さんが書いて、僕がしゃべるというのがスタートだったんですよ。

でも、奥さんがトイレとかでいないときに、人が来ちゃったりして、

これはやらなきゃと思って、初めて書いたんですよ。

 

シュン

えっ!?

初めての書道が、路上のお客さんのためだったんですか?

 

ダイスケさん
そうなんですよ。笑

字はひどいもので、罪悪感がすごかったんですけど、

オーストラリア人さんは、見てもわからないので、ものすごく喜んでもらえて、

やっていくうちに、反応がすごく楽しくてハマっちゃいましたね。

 

シュン

わかります!

ブログも反応があると書いてよかったって思いますもん。(みんなツイートよろしく!笑)

値段をつけて売っていないということは、即興で作品を創るということですよね?

どんな文字を書かれているんですか?

 

ダイスケさん
外国人の方のお名前を聞いて、漢字で当て字をするということをずーっとやってます。
シュン
だから、絆名なんですね!
ダイスケさん
この活動をやっていくうちに、字もだんだん上達してきて、お仕事ももらえるようになって、さらに楽しくなってきましたね。
シュン
まさに、名前が繋げてくれた縁ですね。

 

日本ではチップをもらわない理由

シュン

4年前にお金のために、路上で書道を始められたということですが、

今も最初と変わらず、チップをもらってるんですか?

ダイスケさん
今はですね、特に日本ではチップをいただくつもりがなくて、

むしろ、お断りさせていただいてます。

シュン
それは何か理由があるんでしょうか?
ダイスケさん
日本に関しては、路上でやることをお仕事とは思ってなくて、単純に趣味で楽しいからやってるって部分がかなり大きくて、

お金よりは、色んな人に会いたいとか、人数書きたいんですね。

 

シュン
確かに、それなら無料のほうがいろんな人に書けそうですね。
ダイスケさん
そうですね。

チップってやっぱり日本だと、いくら渡したらいいんだろうとか、

ひとりの方からいただくと、次の方がなんか払わなくちゃいけないんじゃないかとプレッシャーを感じてしまうので、

完全無料でやってますね。

 

シュン

日本にチップの文化ないですもんね。

気持ちだけくださいと言われても困ってしまいます。

 

その国に合わせてスタイルを変えている

シュン
逆にチップ文化のある海外ではもらってるんでしょうか?
ダイスケさん
その国によって違いますね。

こないだロンドンの路上でやってきたんですけど、両方やってみたんですね。

チップをもらうのと、もらわないの。

そしたら、ロンドンがチップ文化だからなのか、

チップをいただいたほうが、みんなが気持ちよく喜んでくれているように感じました。

チップを断ると、「え、なんでなんで?」と戸惑われてしまって・・・

「本当にもらっていいの?」って、作品を受け取ってはくれるんですけど、

嬉しいけどなんかモヤモヤするというお客さんの気持ちを感じて、

それなら、ここはもらったほうがお互い気持ちよくていいかなと思ってもらってます。

 

シュン

日本とはだいぶ様子が違いますね。

チップひとつなのに奥が深い。

 

ダイスケさん
そうですね。

実は、南米に行ったときは、チップをもらうのが嫌になってしまった時期があって・・・

 

シュン
何か事件みたいなことがあったんですか?
ダイスケさん
いや、事件というわけじゃないんですけど、

チップをいただくと、ついつい入れてくれた金額とかに目がいっちゃうんですよ。

もともとチップ目当てじゃないと自分では思ってたんですけど、金額を気にしている自分に気づいて嫌になっちゃったんですよね。

それで、チップをもらうのをやめてみたら、

また、すごく楽しくなりました。

あと、今はフィリピンでたまにやるんですけど、所得があまり高くないので、無料でやるとすごく喜んでもらえます。

 

シュン
その国に合わせてスタイルを変えてらっしゃるんですね。
ダイスケさん
そうですね。

今のところ路上でやるのは、お金のためじゃないので、

やりやすいスタイルでやるという感じですかね。

たくさんの人が来てくれるような環境を作れればいいなと思ってやってます。

 

同じ書道文化の中国人の反応は?

シュン
次に行きたい国とかありますか?
ダイスケさん
ロンドンでいい感じだったので、ヨーロッパの他の国に行ってみたいなと思います。

 

シュン

ヨーロッパで書道はなかなか見ないですもんね。

書道をやるのにもってこいの場所だと思います。

そういう意味だと、中国は書道文化ですけど、中国での反応はどんな感じなんですか?

 

ダイスケさん
中国ではやったことないんですけど、中国人の方に書かせていただける機会は結構あって、みなさん喜んでいただけますよ。

 

シュン

日本人から見ても、ダイスケさんの作品すごいですもんね。

魂~る(たましーる)っていう、こんな素敵なシールまでいただいて。

これ、本当に格好いいです。

もったいなくて貼れない。笑

 

ダイスケさん
ありがとうございます。

魂T(たまT)もあるよ!

 

ダイスケさんに名前を書いてもらおう

シュン
読者に何か言いたいことありますか?
ダイスケさん
これまで世界中で2万人ぐらい名前書いてきたんですけど、実はまだ日本ではそんなに路上に出てないんですね。

これから増やしていきたいと思っているので、見かけたらぜひ声をかけてください!

 

ヤモ助
宣伝なら、オレに任せろ!
ヤモ助

Twitter:絆名書く人(きずなしょくにん)平田大輔@hiratarahirata

インスタグラム:hiratabi

ダイスケさんの出現情報を見逃すなよ!

シュン
名前を格好良く書いてほしいよって人はフォローすべし!

 

思い切ってやってみると面白いかもよ

シュン

最後なんですけど、

このブログって好きなことをして自分らしい人生を生きたいという人に、たくさん読んでもらってるんですけど、

なかなか一歩を踏み出すのって怖いと思うんですよね。

よかったら、そういう人たちへ、励ましのメッセージをお願いします!

ダイスケさん
僕は本当に行動力のない人だったんですけど、一歩を無理やり踏み出してみたんですね。

最初に書道するのもめちゃくちゃ緊張して、40分ぐらいずーっと周囲をウロウロしてたんですよ。

でも、やらないと男じゃないと思って、やってみたら色々変わってきたので、

ちょっとでもやりたいことがあれば、思い切ってやってみると面白いんじゃないかなあと思います。

シュン
素敵なお話、ありがとうございました。
ダイスケさん
ありがとうございました~

 

今回のインタビュー動画はこちら。

 

動画では、ブログで泣く泣くカットしたおもしろい話も全部聞けるので、よかったら視聴してみてください。

  • 30歳で書道を始める前は何をやっていたのか?
  • 英会話スクールのスタッフってどんなことをするのか?
  • 日本ではなく、セブ島に拠点を構えている理由とは?
  • セブ島で働くことになったきっかけは?

 

シュン
ピンポイントで視聴したい人はこちらを参考にしてね!
ヤモ助
YouTubeに飛べば、概要欄からワンクリックで気になるところだけ視聴できるぞ!

00:30 どんな活動をされているのか?
01:08 書道を始めたきっかけ
01:50 お金を稼ぐのに、なぜ書道だったのか?
03:06 書道をやったことがないのに、お客さんに何か書かないといけない大ピンチ
03:40 超かっこいい魂~る(たましーる)と魂T(たまT)
04:31 日本ではチップを受け取らない理由
05:30 英語で客寄せ。どんなこと話してたの?
06:10 路上書道を始める前は何をやっていたの?
06:40 世界に旅に出ようと思ったきっかけ
07:36 英会話スクールの教師とスタッフって何が違うの?
08:04 セブ島で働くきっかけは?
08:33 シュンの旅人への偏見。笑
08:53 仕事をしながら旅ができる職場の仕組みとは?
09:56 チップをもらうのが嫌になってしまった理由
10:45 ロンドンでのチップ事情
11:32 フィリピンでのチップ事情
11:48 路上書道で一番大事にしていること
12:36 今後の活動予定
12:48 次に行きたい国は?
13:02 同じ書道文化の中国での評判は?
13:35 大阪城で80人に書いた話
14:29 どうやって即興で作品を創っている?
15:10 絆名書く人(きずなしょくにん)の所以
16:21 会社に勤めているときと、今と比べてどう変わった?
16:58 ひきこもりブロガーの苦悩
17:39 頑張らずにモチベーションを保つ方法
18:16 奇妙なバーで出会った、奇妙な人たち
18:59 ダイスケさんがこれだけは言いたいこと
20:02 ダイスケさんから、一歩を踏み出せないあなたへのメッセージ

 

PS.

好きなことをして生きている人にインタビューするという初めての試みだったんですけど、楽しんでもらえましたかね?

これから、いろんな人にインタビューをしていこうを考えています。

この職業の話を聞いてみたいとか、俺をインタビューしてくれとかありましたら、TwitterにDMください!

この記事が面白かったら、ツイートしてくれたらうれしいです!

 

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「好き」で生きれる世界を創る

「好き」って最高ですよね。

人を好きになることもそうですけど、
僕は特に、好きなことに没頭している人を眺めるのが好きな変態です。笑

好きなことをしてる人はキラキラして見えるし、つい応援したくなりますし、僕もつられてニヤニヤして幸せな気持ちになります。

「好き」が偏ってれば偏ってるほど興奮する偏愛マニアです。笑

ブログを通して、いろんな人が持ってる偏愛を広めるとともに、普通の人が好きなことをして生きる方法を発信しています。

労働で染まった寝起きが憂鬱な人生に、少しでも「好き」の幸せを。

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