会社で出世するより起業で成功するほうがよっぽど簡単

一服

 

 

ビジネスは競争だと思われがちですが、競争とは真逆の世界です。

 

全員が勝者になれるのがビジネス。

 

起業と聞いただけで、難しそうと感じる人は少なくないと思います。シェア争いやら、市場規模やら、キャッシュフローやら、難しそうな単語のオンパレードですからね。

おまけに企業の10年存続率が6.3%で、失敗すれば多額の借金。これってつまり、起業したら10年以内にほぼ確実に借金を背負うってことですからね。誰がそんなリスク背負うんだって話です。(実際はリスクを避ける方法なんていくらでもあるんだけども。)

 

だけど、僕は会社で出世競争を勝ち抜くほうがよっぽど難しいと感じます。椅子が限られているので、大きな組織になるほど競争は激しくなります。同期がエリートぞろいだったら、それだけで出世は絶望的です。

 

ビジネスは限られた椅子を取り合うのではありません。目の前のお客に満足してもらえさえすればうまくいきます。

 

5年前の話です。僕は大学進学をきっかけにひとり暮らしを始めました。もともと料理に興味があったのと、節約のために自炊するように。近所のスーパーで食材を買ってきては、クックパッドで評価の高いレシピを真似してました。

 

だけど、めんどくさいんですよね。料理よりもレシピを選ぶのがめんどくさい。いつの日かクックパッドを開かなくなり、数種類のレパートリーをぐるぐるまわすように。

切るのがめんどくさいから、野菜の摂取はサラダのみ。サニーレタスとトマトと水菜。ここにポン酢をかけていつも食べてました。

そのスーパーは値段も手ごろだし、夜遅くまで営業していて好きだったので、レジ袋が有料になっても相変わらず利用してました。

 

ただね、どうしても気になることがひとつ。

 

レタスがしなしななんです。

 

サラダって鮮度が命じゃないですか。レタスがしなってたら、それだけで気持ちも萎えるじゃないですか。トマトがどれだけフレッシュでもレタスがやる気なかったら台無しじゃないですか。

 

そんなレタスがしなしな。

 

ある日たまたま、新しくできたスーパーに入りました。

これが素晴らしいスーパーでした。レタスがシャッキシャキ。僕には見えました。レタスの背筋がピーンと伸びているのが。しかも値段は同じなのに一回り大きい。

新しくできたのは知ってたんですけど、商品の位置とか覚えるのがめんどくさくて、一度も行ってなかったんですよね。

私をサラダにしてくださいと言わんばかりのやる気に満ち溢れたシャッキシャキのサニーレタスを見た瞬間、一瞬で乗り換えたよね。

レタスが常に絶好調。僕にとってこれほど魅力的なスーパーはないわけですよ。冷蔵庫を開けるたびにしなしなのレタスを消費しなきゃと思うより、シャキシャキなレタスを食べて、生きててよかったと思う方が間違いなくプラスなんですよ。

 

結果的に僕はスーパーを変えることになりました。はたから見ればスーパー同士が競争して客を取り合ったように見えます。ニュースでもそのように報道されます。

 

けど、これは間違っています。だって、僕はレタスがしなってなかったら、乗り換えませんでしたから。ふたつを比べていい方を選んだのではありません。不満があって初めて、ほかの選択肢が目に入っただけです。

不満がないのに、ほかの選択肢を検討する人間は少数です。そんなめんどくさいこと普通はしませんよね。実際はなんとなくで決める人がほとんど。現実世界で明確に優劣をつけれることなんて極めてまれですしね。

 

お客に不満を持たれるからよそに流れてしまう。

ビジネスは他社との競争と言うよりも、お客にどれだけ満足してもらえるかです。こっちのほうがよっぽど重要。

 

お客が満足して、自分も利益が得られる。このようにビジネスはWin-Winの関係です。全員が勝者になれます。

その一方で競争はWin-Looseの関係です。誰かが勝てば誰かが負けます。勝者はひとりだけ。

冷静に考えれば、ビジネスで勝つ方が競争で勝つよりもよっぽどカンタンです。

 

ワールドカップの決勝戦で勝つのはどちらかひとつのチーム。だけど、世界最高峰の勝負を見れる観客はどちらが勝っても得したと思うでしょうし、それを演じている選手も観客に価値を提供し、それに見合った報酬を受け取っています。

ビジネスという側面で見ればどちらも勝者ですが、競争となると勝者は1チームのみ。

 

競争はスポーツの世界に限ったことではありません。身近なところだと会社がそうですね。サラリーマンはみな出世競争から逃れることはできません。

あなたがどれだけ仕事ができたとしても、あなたより仕事のできる人がいれば出世競争に負けてしまいます。もし同期で一番の成績だとしても、リーダーシップなどの能力で劣れば出世できません。

あなたが出世できるかどうかは、まわりの人にかかっています。もはや運。自分より上が何人いるか。これでその会社でのポジションが確定すると言ってもいいでしょう。

ときには仕事以外の要素も重要になってくるでしょう。上司に気に入られることも大事です。人間として嫌いだとしても、感情を抑えて近づけるか。ある意味、自分に嘘をつく行為も平然とこなさなければいけません。

大きなミスも命取りになります。口では挑戦する人を評価すると言っておきながら、ミスをすれば必ず印象に残ります。あー、あのときの彼かと。合理的な判断をしようとするほど、上はミスの少ない人を選ばざるを得ません。

どれだけ会社に貢献していても、出世できるかはまったくの別問題。満員電車にぎゅうぎゅうに詰め込まれて、上司の理不尽に耐え、終電までサービス残業をしても勝てるかは運。

 

一方でビジネスではお客に価値さえ提供すれば、ありがとうと感謝され、お金ももらえます。

自分ひとりが生活するぐらいなら、1万円の商品を1日に1個売るだけで十分です。要するに、毎日誰かひとりにありがとうと言われれば、ビジネスで食っていけます。もはや才能も関係ありません。

 

僕は組織内で競い合うのは無駄だと思ったので、就職ではなくビジネスを選びました。組織内の競争力を高めても、会社から一歩出れば何もできませんからね。ごまをする上司がいなければ、太鼓持ちスキルも無意味。

それよりも、お客に価値を提供する方法さえ学べば、何をしても稼げます。食いっぱぐれる心配はありません。競争ではないので、外部の要因に左右されにくく、メンタルも平和です。

 

ビジネスでWin-Winの関係を作るか、会社のWin-Looseの世界で消耗し続けるか。

 

あなたは、どっちを選びますか?

 

 

それでは、この辺で!

 

 

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