お客を本気でストーカーして初めて商品は売れる

ストーカー

 

 

僕は以前こんな記事を書きました。

参考記事:コミュ障なぐらいのほうが起業は成功しやすいのかもしれない

 

コミュ障のほうが起業は向いていると。

ビジネスを始めたての頃は交渉とかは皆無で、コミュニケーション能力は必要なく、むしろ、家で引きこもって黙々と作業ができる人のほうが向いているという記事です。

 

でも、最近はちょっと違うんじゃないかなと思うようになりました。

家にこもって作業に没頭する。内省という意味では今も考え方は変わりません。変わったのはコミュニケーションのほう。

 

もしかしたら、ビジネスは普通に生活するよりも、はるかに高いコミュニケーション能力が必要なのかもしれない。

 

コミュニケーションは要は、相手と自分の考えを一致させることです。相手の言葉を正確に理解して、自分の考えを正確に伝える。

ここにずれが生じると、なんだかもやっとする、かみ合わない変な会話になってしまいます。

 

 

このコミュニケーションのギャップは小学生の頃に経験した人も多いはず。

僕は真冬でも短パンで、ろくに習い事もせずに、公園で毎日走り回っていたワンパク小僧でした。

そんな僕には学校の廊下は、整備の行届いた直線コースに見えてました。笑

校内で走るとなぜか早く感じるし、靴もすべらない。走るなと言う方が無理です。

「危ないから、廊下を走るな」と言われるたびに思ってましたね。

 

いや、危なくねえし。

 

走っただけでこけるわけがないし、障害物が何もないのに、危ない意味が分からない。万が一こけても、床は平だからけがもしない。

僕が廊下を歩いていたのは、危ないからではなくて、先生に怒られるのが嫌だったからです。山下先生の雷が落ちるのが怖かったからです。みんなの前で泣きたくなかったからです。

 

大人から見れば、まだ体ができていない子供が狭い室内で走り回るのは危なっかしくてしょうがない。

でも、子供は危ないと思ってないから、走るのをやめない。

 

このギャップがある限り、どれだけ大声で叫んでも、相手に伝わることはありません。

自分の中では当たり前と思っていることでも、相手が同じように感じているとは限りません。

当然といえば当然ですが、ビジネスになったとたん、忘れてしまう人は非常に多いです。

 

僕も何回やらかしたことか。

まだ、何も始めていない読者の方に相談を受けたことがあります。何も取り柄のない私でもできますかと。

僕は、待ってましたと言わんばかりに、長文メールを返信。相手の1に対して10返していました。その人が稼ぐにはどうしたらいいか、本気で考えていました。何度かやり取りをしたら、もう返ってこなくなりましたね。笑

その方は、自分でお金を稼ぐことにちょっと興味がある程度だったと思うんです。それで、ブログで何やらえらそうなことを言っている僕に相談してみようとメールを送ってみた。そしたら、弾丸のようにメールが返ってきて、いつの間にか話が進んで、怖くなってしまった。

僕は”メールが着た=本気で稼ぐつもりがある”と勘違いしてしまいました。はやとちりもいいところです。そこで僕と相手の人とのギャップが生じて、うまくいかなかった。

書いてしまえば、なんてバカなんだろうと思います。でも、そのときは全く気が付きませんでしたね。いい勉強になりました。

 

ほかにも、駅を歩いているとこういうギャップをよく目にします。

マッサージ屋さんですかね。お店の前で一生懸命呼び込みをしているんです。

「今すぐご案内できまーす」

駅にいるってことは、電車に乗るにしろ、帰るにしろ、目的地が決まっています。今すぐマッサージをしてほしいお客はいないでしょう。

今すぐ目的地に行きたい客と、今すぐマッサージができる店

ここでギャップが生じているので、この声に反応する人はいません。

「家に帰る前に贅沢な30分。お仕事で疲れた体を癒します。」

とかだったら、仕事で疲れがたまっている人や、なるべく家に帰りたくない人がお店に来てくれるかもしれません。相手の気持ちに合わせて、ギャップを埋めることで、お客さんを呼び込むことができます。

 

あと、キャッチのお兄さん。

必ず第一声はこれ。

「居酒屋は?」

いや、知らねえよ…

 

 

ビジネスもお客とのコミュニケーションです。しかも、顔も知らない赤の他人にお金をもらうというとんでもない高い壁があります。

普段友達に接するように、なんとなく雰囲気でコミュニケーションをとろうとしても、相手は何一つ察してくれません。道の端でどれだけ大声を出しても、ガン無視です。

相手が欲しているモノを察知して、ぴったりと合った商品を、目の前30cmに見せて初めて興味を持ってもらえます。

 

そのためには、常にお客の声に耳を傾けていないといけません。この人は何で悩んでいるのだろうか。今一番興味のあることはなんだろうか。どんな生活スタイルなのか。

もはやストーカー。ストーカーばりに相手を知って初めて、お客とのギャップがなくなり、商品を購入してもらえるようになります。

 

お客はわざわざこうしてほしいなんて言ってくれません。いいと思ったら買うし、興味がなかったら買わない。極端な反応しかしてくれない。

何も言わない人間の本当にしてほしいことを察して提供する。日常なら察してちゃんですが、ビジネスならこれが当たり前。これほど高度なコミュニケーションが求められるんです。

 

もし、稼げなく悩んでいるのであれば、どこかにお客とのギャップがないか探してみてください。

 

 

それでは、この辺で!

 

 

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1 個のコメント

  • […] ※2017/10/14追記 ちょっと考えが変わりました。 もしかしたらビジネスはとんでもなくコミュニケーション能力が要求されるかもしれない。 参考記事:お客を本気でストーカーして初めて商品は売れる […]

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