その本に書いてあったのは、働かずに豊かに生きる方法でした。
そんなうまい話しあるわけないと思いつつ、読み進めると、どうやらビジネスがそのカギのようでした。
ビジネスか・・・
就職することしか考えてこなかった僕には、まったくぴんと来ませんでした。
ビジネスなんて自分とは最も縁のない世界だと思っていました。
とんでもなく優秀で、頭の切れるエリートたちが、お金のために血みどろの争いをしている。血は流れはしないものの、本物の戦場のような過酷な世界だと思っていました。
それでも、「就職せずに好きなことをして自分らしく生きる」というのは、すごく魅力的でした。
似たような本を何冊も読むうちに、影響されやすい僕はすっかりその気になってしまいました。
雇われて、自分を殺して奴隷のように働くなんてまっぴらごめんだ!絶対にビジネスで成功してやる。
でも、いくら僕がポジティブクソ野郎といえど、いきなり起業してうまくいく気はしませんでした。そもそも始め方すらわからない・・・笑
そこで、覚悟を決めて、5年ほど修行をすることに。ベンチャー企業に潜り込んで経営を学ぼうと思いました。遅くとも30歳までには起業できるだろうと。
就職したくなかったけど、しょうがない。我慢も必要だ。
そこで、適当なベンチャー企業のインターンに応募してみることに。
結果を言うと、この会社が大正解。
数あるベンチャー企業のなかで、その会社を選んだ当時の自分をほめちぎってやりたいですね。
なぜなら、就職する以前に、在学中にビジネスを始めることができたからです。
5年は修行が必要かなと思っていたのが、わずか半年ほどの勉強でいきなり実践。なんと予想の10倍のスピードでことが運んでしまいました。
他の会社だったらこうはいかなかったと思います。下手をしたら、何も教えてもらえず、ぼろ雑巾のように使い捨てにされていたかもしれません。
さらに幸運だったのは、ここの社長が起業家育成にとても熱心だったこと。
加藤さんという人なのですが、僕と似たような人を指導していて、独立者も多数輩出しているとのこと。
起業家育成のための教材がたっぷりとある。
それは、まさに僕が求めていたものでした。
寝食を忘れてセミナーを聞きまくりました。大学の講義とは比べ物にならないぐらいおもしろかった。
バイトでへとへとになっていても、セミナーを見れば興奮で頭がシャキッとしました。
あっという間に時間がたち、ビジネスのビの字も知らなかったただの大学生が、半年後には立派にビジネスを始めていたのだから驚きです。
ビジネスに専念するためにバイトもやめました。研究室も超絶ゆとり研究室を選びました。研究そっちのけでビジネスにのめりこみました。
ビジネスといっても、アプリを作ったりラーメン屋を始めたわけではありませんでした。
僕がやったのはブログでした。ググればすぐに出てきそうな、何の変哲もないこのブログ。
ブログで稼げるなんて半信半疑でしたが、やってみると月収20万円を超えてしまい唖然としました。
聞きかじったビジネスの話を書いたり、好きなことを垂れ流しているだけでお金が稼げてしまった。
ブログである程度稼げるようになると、僕はなんだか腹が立ってきました。
資本主義でお金を持っている人が強い世の中なのに、なんで学校でビジネスを教えてくれないのか?
ビジネスを教えないどころか、起業に失敗したら人生終わりかのように脅してくる。
馬鹿みたいに教科書を丸暗記して、数字と格闘することしか教えてくれない。
暗号のような文章を読ませて、読解力がどうとか批評してくる。
お金の稼ぎ方ではなく、
お金を稼ぐのがうまい大企業に選ばれる方法を徹底的に刷り込まれる。
なんだそれ?
石器時代に、狩りは危険だから食わせてもらえと、狩りのうまい人に気に入られる方法を教えているようなもの。
もしかしたら、めちゃくちゃ狩りの才能があるかもしれないのに、コミュニケーションが苦手なばかりに仲間外れにされて死んでしまう。
そんなバカな話ありません。
たまたま勉強が不得意に生まれたというだけで、企業の目にとまらないという圧倒的ハンデを背負ってしまう。
正直、このハンデは一生逆転できないレベルです。
どれだけ頑張っても並の人生しか送れない。
いや、それすらも難しい人がほとんどでしょう。
得意なことが時代に合わなかったというだけで、人生が決まってしまう。
それはどう考えてもおかしい。
だから僕はこのブログを通して、自力でお金を稼いで、好きなことをして生きる方法をお伝えしていきます。
知らないというだけで、人生の選択肢を狭まらせてはいけない。
何かやってやりたいけど、何から始めたらいいかわからないという人。
力になります。
参考に、めちゃくちゃ役に立った教材を紹介しておきますね。
無料なので、気軽にどうぞ。
何か相談や、聞きたいことがある人はLINEください^^
