こんにちは、学生起業家のshunです。
3億円マーケターに学んだ起業の極意を公開していきます
大阪の大学に通っていることもあって、
1回生や2回生の頃はよくUSJに遊びに行ってたんですよね。
年パスも持ってました。
平日でも学校が午前中で終わる日に午後から出かけるということもありました。
でも年パスが切れると同時にほとんど行かなくなってしまったんですよね。
いくらUSJといえども何度も行ってたらさすがに飽きます。
それで去年の年末に久しぶりに行ってきました。
お目当てはもちろんハリーポッター。
ずっと行きたいなと思っていたんですがなかなか行く機会がなくて行けてなかったんですよね。
世界観が素晴らしい
ハリーポッターのエリアに行くのに整理券いるんですね。
事前情報全くなしで行ったので少し焦りました。
せっかく来たのに入れないとか笑っちゃいます。
でも整理券は簡単に手に入ると聞いて一安心。
本当にびっくりするぐらい簡単にゲットできて拍子抜けでした。
これ、いる?
しかもまだ時間になってないのに普通に入れましたし。
まあ整理券を発券させるというひと手間を加えることによって、
異世界に行くというハードルを作ったのかもしれませんね。
何もハードルがなくて簡単に行けたら特別感がないですからね。
これも一種の心理テクニックです。
無料のものよりも有料のもののほうが真剣に読まれるのと同じ現象ですね。
それで魔法の世界に足を踏み入れたわけですが、
その世界観に圧倒されました。
小学生のころ初めてスパイダーマンに並んだ時もその世界観に感動したものですが、
レベルが違いました。
見渡す限り全て映画で見たことのある建物ばかり。
ファンにはたまらない空間だと思います。
日本語の表記もほとんどなくて、
多少わかりにくくても世界観を優先していることがわかります。
小さなステージがあったんですけど、
そこで行われるショーもほとんど英語でしたからね。
ちょいちょいはさまれる日本語も片言という徹底ぶり。
やっぱり人間は魅力的な世界に強く惹かれるんだと再認識しましたね。
商品の性能よりもその商品がどのような世界に連れて行ってくれるか、
これがなによりも大事です。
ダイエット商品が売れ続けるのは痩せるからではなくて、
痩せたら魅力的になってまわりからの評価が上がるからなんですよね。
ハリーポッターの世界観にも驚いたのですが、
海外の観光客のマナーの悪さにも驚かされました。
ハリーポッターエリアにはメインのアトラクションともうひとつ小さなジェットコースター型のアトラクションがあるんですけど、
乗る前にスマホを出さないようにさんざん注意されるんですね。
もちろん危ないからなのですが彼らは平気で無視をします。
ジェットコースターの上昇中、
僕の2列前の外国人観光客がおもむろにスマホを取り出して自撮りしてました。
その瞬間、上昇は止まり注意のアナウンス。
なんか文化の違いを感じましたね。
日本人は自己の利益よりも迷惑になることを避けることが多いと思うのですが完全に真逆でした。
まわりの迷惑を考えずに自己の利益を優先する。
よく言えば自己主張があるのですが、
悪く言えば図々しい。
海外に行ったときに逆の立場になるかもしれないので気をつけようと思いましたね。
特に日本人は自己主張が苦手ですから。
写真が見れないだと!?
USJなどの大型テーマパークの醍醐味のひとつにアトラクション中の写真撮影がありますよね。
絶妙なタイミングで撮られるので普段見ることのできないようなおもしろフェイスが写り込んだり、
タイミングを狙ってポーズを決めたりとその楽しみ方はさまざま。
アトラクションから降りて写真の出来栄えを見るのが地味に楽しみだったりします。
もちろんハリーポッターのメインのアトラクションでも撮られたのですが・・・
アトラクションを降りてもそれらしきものが一切見当たりません。
初めて乗ったのでシャッターのタイミングもわからず、
純粋にアトラクションを楽しんでいる22歳男の純真無垢な笑顔が見れると思ったのですが。
どうしたものかと思っていたらお土産の列とは別に行列を発見。
どうやら写真を見るためには列に並ばないといけないみたいです。
それが結構長い。
店からはみ出てました。
完全に写真を売りにきてましたね。
わざわざ列にならんで写真を見るという選択をお客さんにさせることによって、
成約率を高めているんだと思います。
ここでもまたハードルです。
このめんどうなハードルをお客さん自身の意思で超えさせる。
そうすると一定の確率で写真を買う人が現れます。
これを心理学の用語で一貫性の原理と言います。
自ら意思表示をさせることで、
人はその意思と矛盾しない行動をとるようになるというものです。
だから一度写真を見たいという意思を示したお客さんは、
知らず知らずのうちに自らが下した小さな決断を撤回することができずに写真を買ってしまうんですね。
そしてさらに写真を見てると買うか買わないかの決断を迫られます。
後ろの列がつかえているので短い時間で判断するしかありません。
この時間がプレッシャーになって判断力を鈍らせるという効果もあるでしょうね。
以前のようにただモニターに写真を写しだすだけでは誰も買わなかったんでしょうね。
みんな見たら満足して帰っていきます。
どうしてもほしかったら遠くから写メを撮って終わりです。
1000円以上する写真なんて買おうと思わないですよね。
写真売り込み作戦はハリーポッターだけかと思いきや、
ジョーズでもやってました。
クリスマスシーズンだったのでリースをつけたジョーズと記念撮影をしてました。
いつもならお客さん自身で勝手に撮るのですが、
そこにはスタッフが4人ほどいて順番に撮ってました。
お客さんをおもしろおかしく盛り上げて写真を撮る。
そして撮れた写真をすかさず売る。
スマホでも撮ってもらえるので買う必要はないのですが、
やはり一定数は購入するんだと思います。
面白おかしく盛り上げてもらってスマホでも写真を撮ってもらったんだから買わないと悪いかなという気持ちが働くんでしょうね。
先に与えてもらったことにお返しをしなければいけないと感じる心理を心理学の用語で返報性の原理と呼ぶんですが、
日本人は特にこういう傾向が強いと思います。
いい意味で図々しさがないんですよね。
彼らは仕事でやっているだけなので申し訳なく思う必要はないです。
謙虚すぎます。
写真推しがやけに強いなと感じ、
もしかしたらと思いスパイダーマンにも乗ってみました。
そしたらやっぱり売りに来てましたね。
ただこっちはモニターで確認できてしまうのでさっきの2つほど効果があるようには感じませんでしたが。
いつもならその辺にスタッフが1人いるだけなんですけど、
そのときはアトラクションを降りたらすぐに手を振って出迎えてくれて、
さらにもう2人のスタッフが待機してました。
ただレジで待つだけでなくて積極的にコミュニケーションを取ることで成約率を高める狙いがあるんでしょうね。
その日はジュラシックパークには乗らなかったんですけど、
同じような感じになってるんじゃないかなあ。
ということで写真を全力で売りつけられても買う必要はありませんよ。
相手も仕事でやっているだけなんで。
悪く思う必要はないです。
売りつけられそうになったらこの記事を思い出してくださいね!
それでは、この辺で!
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