こんにちは、学生起業家のshunです。
今日も起業に関するお役立ち情報をお届けしますね。
完璧主義って成功からもっとも遠い存在だと思うんですよね。
何でも完璧じゃないと気が済まない。
妥協は絶対に許されない。
もちろん完璧じゃないものなんて人に見せれないので、いつまでたっても何も生み出さない。
最近Windows10がリリースされましたね。
なぜ”10″がついているかわかりますか。
この”10″は不完全の証なんです。
Windowsは初期のバージョンからアップデートを繰り返してきました。
少しずつ進化してきました。
完璧であるならアップデートなんて必要ないですよね。
一度リリースすれば終わりです。
ユーザーの声を聞きそれをひたすら反映してきました。
ときには無理難題を言われることもあったはずです。
ちゃんと反映したはずなのに、なんか違うと理不尽に言われることもあったはずです。
これまでのすべてのバージョンが良い評価を得られたわけではありません。
8みたいに不評が目立つバージョンもありました。
でも、こういう悪い評価も良い評価も世界の反応です。
製品を世に出さなければ決して生まれることのなかったリアクションです。
もしマイクロソフトが完璧主義者ならWindowsが世に出ることはなかったでしょう。
そしてここまで成功するはずもありませんでした。
でも実際は圧倒的なシェアで全世界を支配しています。
完璧を求めることはなにも悪いことではありません。
むしろとてもいいことだと思います。
問題は完璧を求めすぎるあまり何も生み出さないことです。
自分の世界であーだこーだとこねくり回して何も生み出さない。
どれだけ才能があろうが、どれだけ技術が高かろうが、人に見せない限り何もしていないのと同じです。
ただスタジオで練習しかしないミュージシャンは成功できるでしょうか。
ひたすら公園でジャグリングを練習している大道芸人が成功できるでしょうか。
ネタの練習ばかりしてショーレースに出場しない芸人が成功できるでしょうか。
できるわけないですよね。
やっぱり何か価値を生産している以上その価値を人に届けなくては意味がありません。
人に届いて初めて価値が価値を持つんです。
完璧でなくてもいいんです。
というかもともと完璧なんて無理なんですよね、存在しませんから。
自分が納得するかしないかだけです。
どんな分野でも成功したければ価値を生産することです。
もちろんいきなり高価値を生み出すことができればいいですけど、現実にはそうはいきません。
初めて歌った歌で人を泣かせることはできないんです。
「人を泣かせるような歌が歌えるようになるまで人前では歌わない」と言う人が成功できるでしょうか。
できるはずないですよね。
ステージに立ったことのない人が目指すべきは人を泣かすことではなくて、ステージでパフォーマンスし初めての拍手をもらうことです。
最初のステージは観客ゼロの路上でしょう。
路上でもひとたび歌い始めれば立派なステージになります。
ステージ裏から眺めているだけでは永遠にその時は訪れません。
起業も同じです。
いきなり1億人に価値を届けることなんてできません。
まずは一人に「ありがとう」と言ってもらえることが大切なんです。
まだ実力が足りないから、完璧な製品がないからと言って価値を提供しない人は一生成功できません。
勇気を出して価値を提供してみる。
その結果批判されることもあるでしょう。
もしかしたら犯罪者扱いされるかもしれません。
何も問題ありません。
単なる行動の結果です。
行動しなければ決して得ることのできなかった反応です。
行動したから手に入れた評価です。
良い評価も悪い評価も評価なしよりずっとずっとずっと価値があります。
批判されないために完璧を目指せば、批判すらしてもらえません。
それでは、この辺で!
コメントを残す