10歳の不登校ユーチューバーが大人の図星をついてしまい大炎上

炎上する鳥

こんにちは、シュンです。

 

10連休という長いゴールデンウィークも終わり、日常の忙しさに目を回している人も多いかと思います。

次の連休はいつかなんて、カレンダーをじっと眺めてる気の早い人もいるんじゃないですか。笑

ゴールデンウィークのほかにも令和が始まるなど話題が尽きませんでしたが、今新たに話題になっているのが10歳の不登校ユーチューバー「麦わらのゆたぼんくん」です。

渋谷のスクランブル交差点のど真ん中で寝て警察沙汰になるなど、何かと世間を騒がせてるユーチューバーですけど、令和一発目は不登校の10歳の少年でした。

 

炎上というと、過激な内容をイメージしますが、

今回のは、正直なところ炎上するようなものには見えませんでした。

 

なぜ、炎上したのか考えてみたところ、炎上した背景には、どうも目には見えない大きな社会の変化があるように思えてきました。

 

炎上した動画の内容

僕もいくつか彼の動画を見たんですけど、そこまで炎上するような内容かなと疑問に思いました。

リンクを貼っておくので気になる人はどうぞ。

不登校は不幸じゃない!

 

【ロボットになるな!】不登校の天才YouTuber「麦わらのゆたぼん」

==ゆたぼんくんの主張==

  • 不登校は不幸じゃない
  • まわりがロボットに見えた

 

宿題をやっていかなかったところ、先生とのあいだでトラブルになり、友達からもズルいと言われるようになった。

その結果、学校に行かなくなった。

先生や親の言うことを疑うことなく従ってしまうまわりの子供立ちがロボットのように見えたみたいです。

でも、学校に行かなくても毎日楽しいから、不登校だからって不幸じゃないと。

 

別にいい大人が寄ってたかって批判するような内容でもないと思います。

まだ10歳の子供ですしね。

サッカー選手になると言っても、将来の安定とか無関係に全力で応援されるような年齢です。

 

言葉選びがまずかった

不登校は不幸じゃないというのは、本当にその通りだと思います。

幸せかどうかを決めるのは他ではない本人ですからね。

家族でもない外野がとやかく口を出すことではありません。

でも、ちょっとまずかったかなと思うのは、友達をロボット扱いしてしまったことです。

 

子供にとっては、家と学校が世界のすべてであって、親や先生の言うことを聞くのは当然です。

怒られるのは嫌だし、褒められたらうれしい。

そのためには、くっさい雑巾をしぼって床をピカピカに磨きます。

親や先生に好かれるように一生懸命努力します。

世界からはじき出されないように、必死にしがみつきます。

 

その素直さがあるからこそ、子供はものすごいスピードで成長することができます。

大人が知らない間に、いろんな知識を身に着けていきます。

ヒーローの決め台詞なんて、一回聞いただけで覚えてしまいます。しかも、ポーズ付きで。

 

それをロボットだと攻撃してしまった。

きっと彼もそんなつもりはなかったと思うんですよ。

親から言われたか、ネットで目にしたかわかりませんが、たまたま手の届くところにあった言葉を使ってしまった。

 

だって、10歳にそんな表現力があるとは思えませんからね。

もし自分の頭で考えて出てきた言葉だとしたら、ブロガーとして嫉妬しちゃいます。笑

ゆたぼんくんはいますぐブログを始めたほうがいい!

 

まあでも、意図的にしろ、そうじゃないにしろ、そりゃ攻撃された側は反撃に出るよねという。

それが今回の騒動につながってしまった。

 

10歳の少年が社会の図星をついた

でも、僕が気になったのは、反撃をしていた人々です。

ゆたぼんくんが意図せず攻撃してしまった人は、同年代の子供たちです。

 

のはずが、YouTubeのコメントを見ていると、批判しているのはどうも彼らではなく、大人のようなんです。

  • 義務教育なんだから行くのが当然だろ!
  • かわいそうに父親のロボットになってることに気づいてないんですね…
  • 毎日投稿じゃなくて、毎日投稿しろ!
  • etc…

10歳とは思えないコメントがずらりとならんでました。

 

容赦のない低評価の数にはさすがにひきました・・・

高評価3千に対して、低評価は3万て。

いくらなんでもやりすぎでしょ。

僕がゆたぼんくんなら、YouTubeもやめて、今度こそひきこもりになります。

 

言葉は悪いかもですけど、10歳の戯言ですよ?

自分に向けられたわけじゃないんですよ?

友達へのあおり動画を見ただけの、まったく無関係の大人がこんなにも騒いでる。

普通じゃありません。

 

ゴールデンウィーク明けで、いつもより仕事に嫌気がさしているタイミングというのは偶然じゃないでしょう。

早起きしなくてよくて、何をやっても許された天国から、満員電車に揺られる過酷な現実へと引き戻されたタイミングで、

「不登校は不幸じゃない」「大人のいいなりになるのはロボットだ」と言われ、既存のシステムで頑張ってきた自分たちの努力を否定された気がしたんだと思います。

 

その証拠に、炎上した動画が公開されたのは8か月前なんです。

このタイミングで炎上するのは不自然。

 

誰かが狙ってやったのか、たまたま見つけた人の癪に障ったのかはわかりませんが、社会の図星だったんでしょう。

だから、ここまでの騒動に発展した。

だって、高度経済成長期で確実に将来を約束されている状態であれば、世間知らずの10歳の言葉にこんなに動揺するはずがありませんからね。

 

仕事と遊びの区別がなくなる

こういう騒動を見るたびに、少しずつ社会は変わってきているなと感じます。

仕事が人生の中心で、遊びや家族は二の次という、これまでの価値観が崩壊しつつあるのだと思います。

 

 

好きなことをしてたら、それが誰かの役に立って、お金が稼げるというような仕組になっていくでしょう。

すでにブログやTwitterだけでお金を稼いで生活している人はたくさん存在しますしね。

10年前からしたら考えられない社会の変化です。

20年前からしたら、ただネット上に言葉を垂れ流して遊んでる人が生活しているように見えるでしょう。

 

平成のあいだのたった20年でこの変化。

 

これから、仕事と遊びの区別はなくなっていきます。

学校に通うかどうかも、本人の意思で選択するのが当然になるかもしれません。

最高ですね!

 

不登校が幸か不幸かはわかりませんが、

好きなことをして生きれるってのは間違いなく幸せなことだと、

僕は信じてます。

 

 

それでは、この辺で!

「好き」で生きれる世界を創る

「好き」って最高ですよね。

人を好きになることもそうですけど、
僕は特に、好きなことに没頭している人を眺めるのが好きな変態です。笑

好きなことをしてる人はキラキラして見えるし、つい応援したくなりますし、僕もつられてニヤニヤして幸せな気持ちになります。

「好き」が偏ってれば偏ってるほど興奮する偏愛マニアです。笑

ブログを通して、いろんな人が持ってる偏愛を広めるとともに、普通の人が好きなことをして生きる方法を発信しています。

労働で染まった寝起きが憂鬱な人生に、少しでも「好き」の幸せを。

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